また逢う日まで
先日、わたしの恩師である司法書士の先生が亡くなり、お通夜に参列させていただきました。
謹んでご冥福をお祈り致します。
この場を借りて、少しだけお話しさせてください。
美枝子先生は、私にとって、第二の祖母のような存在でした。
本当の孫のように、時に厳しく、時に優しく、大切に可愛がっていただきました。
学歴も、経験も、本当に全く何も無かった私を、拾って一から育ててくださり、そして役職を与えてくれて、行政書士法人のことを、相続相談センターのことを一任してくださいました。
たくさんの素晴らしい方々と一緒に仕事できる機会を与えていただき、あの頃の仲間と今でも心で繋がっていると日々感じられるのは、先生のおかげです。
美枝子先生がいたから、ひとつの“家族”として、事務所があったこと、そしてその家族は形を変えてもずっと残り続けると願っています。
美枝子先生のおかげで、たくさん学び、経験し、まだまだ未熟ですが、なんとか自分の事務所を立ち上げ、ここまで来れたと思っています。
美枝子先生がいたおかげで、今の私達がいます。
それは、誰がなんと言おうと間違いありません。
事務所を辞めた後は、お会いする機会もなく、会いたいな、会いたいなと思いつつ、先延ばしにしてしまったことが本当に悔やまれます。
美枝子先生の笑顔が大好きでした。
両手を振りながら話す仕草が大好きでした。
とてもまだ受け入れられません。
でも、ひとつだけ。
美枝子先生の存在を胸に、これからも士業として誇りを持って、困っている誰かのために、一生懸命精進します。
本当に長い間、大変お世話になりました。
先生のことだから、天国でもゆっくりしてないと思いますが、また会う日までずっと笑顔でいてくださいね。
本当にありがとうございました。
深い深い感謝を込めて。
中村麻里
河野勝也